それとも単なる甘えなのか?
そもそも舌はどうやって温度を感じているのか?
「皮膚や口腔粘膜で温度を感じる場所を温点といいます。顔面や手指の皮膚には1平方センチメートルあたり1〜4個程度存在しますが、口腔内では1平方センチメートルあたり1つあるかないかといったところです」(参考文献:「味のなんでも小辞典」日本味と匂学会編、講談社)
人間の舌は温度の感覚が皮膚よりも鈍い。だから、80度Cのお風呂には入れないのに、80度Cのお茶が飲める、とこの本では言っている。どうやら人間の舌は熱さに強いらしい。
となると、80度Cのお茶は氷を入れないと飲めない僕は、単に甘えているだけだという事になる。
さっきは根深い原因が、なんて書いたけど、要は気持ちの問題なのか?
体のことで分らない事があったらお医者さんに聞けばいい。
次ページで、口腔外科の先生からお話を伺います。
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