今年のゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。
年々、自分のまわりでは「出かけないよ」という人が多くなっている。不況や、休暇取得が多様化してきたせいもあるだろう。なんといっても、混んでるところへ大挙して押しかけるのはいやだ、ということがある。
自分も例外ではなく、ならばせっかくの連休、家で何か有意義に過ごそうと思いつつも、日々の家事や些事に追われ。
そうだ、何か趣味を持とう。それで、たまの休みには何か作品を作ろう。人間は作品が全てだ。
それで、どんなホビーがあるのか、見に行ってきた。
(text by 乙幡啓子)
「趣味」の祭典
魅力的なイベントがあった。東京ビッグサイトで5/13〜15に開催された、「日本ホビーショー」である。「日本最大のクラフトフェア」とうたっているからには、見たこともないホビーがあるんじゃないか? ありました。
この日は金曜の午後。会場には、多くの女性客が詰めかけていた。年配の方も大勢、ホビーショーのためにビッグサイトまで足を運んできていることに、正直驚いた。2〜3人のグループで来て楽しそうだ。なんだか皆わいわいとかわいらしく見える。
その大勢の来場者は、皆思い思いのホビーのブースに散っている。一般になじみ深いものから、聞いたことのないようなホビーまで、実に細分化されているのだ。どんなホビーにも愛好者がいる・・・そういう光景を目の当たりにし、世間の広さにクラクラした。