どの写真もすごくうまいじゃないか。そして面白い。気軽な気分でやってきたが、その差は歴然だ。(ちなみに僕が作品としてもっていったものはこれ)
色も鮮やかだし、プロっぽい。現像にもこだわって、腕のいい写真屋さんを見つけて頼んでいるという。
「先日、私は手紙を写真屋さんに渡しました」
ととある受講者。手紙?八二さんに聞いてみると
「『色をキレイにしてください』だけだと冷たい感じがするので、写真屋さんとコミュニケーションをとるようにすすめてます」
なるほど!いきなりトリッキーなテクニックなような気がするが、テクニックには違いない。「写真屋さんをほめろ」。
受講者にいろいろ聞いてみる
受講後の談話タイムに受講者の皆さんに猫写真撮影の苦労談を聞いてみた。なにかうまい写真をとるためのヒントがあれば、という魂胆だ。
「猫撮らしてもらってたら、その家のおばさんが『花もってけ』とか、猫のビデオ見てけって言われたり」
いわゆる大阪のオカン。話しかけられてばかりで写真が撮れないこともあるという。しかし見知らぬ家にあがってビデオ見るって、けっこう辛いのでは?
「猫はずっと猫なんですけど、おばちゃんのビデオの腕が上がっていくのが面白くて。最初はブレブレなんですが、だんだんぴしっときまってきて…」
オカンも撮影が上達するのだ。
話の本筋からずれたところで勇気をもらい、さらなる上達を目指して次のステージに。
data
「猫を撮る〜ペットの写真術入門〜」
近鉄文化サロン阿倍野(URL) |
|
|