ダイヤにドキドキ
下左は、ダイヤモンドセレクターという機械。ダイヤかどうかを、触れるだけで計測できるのだ。ダイヤだと「ピーピーピーピー」と音が鳴るのだが、いったいどういう仕組みなのか。
「熱の伝導度を測ってるんです。伝導度の高いのがダイヤです。」
下右は、ダイヤモンドゲージ。写真は真珠の外殻の厚さを測っているところだが、目盛り一回りで1cm。これでダイヤの縦横の厚さを測り、カラット数を決定する。
ところで、ダイヤをピンセットで扱うのを横で見ているのだが、ちょっと取り落としたりすると本当にハラハラする。こんなにゴロゴロ石が置かれているのを見ると一瞬おもちゃかと思うくらい現実感がないが、皆本物の宝石なのだ。
色石にドキドキ
次はエメラルドなどの鑑定パターンを見る。自作の鑑定用パネルが登場。同じ場所で買ったものをまとめ、そのなかでグレードの順に並べて、鑑定の参考にしているのだ。
例えばエメラルド。透明感のないのが最低。透明感があって色が濃いのが最高。右下の写真では、右からだんだんグレードが上がっていくというわけだ。
ところで、ピンセットの様子がちょっと他と変わっているのにうすうす気づいていた。挟んだときに妙に安定感がいいのだ。
よく見ると、根元近くにストッパーがあって、挟むたびにスッとずらしてその状態で固定できるのだ。これば便利!聞けば宝石関連の道具だということだが、他にも何かと便利そうなので買いたくなった。でも私は何に使うというのだ。