長い、だから飛び出す
いや、大変に当たり前で申し訳ないのだが、観測していてたどり着いた感想は「長い物は飛び出す」ということだった。
時としてバッグの許容範囲を越えた長い物を私たちは持ち歩かなければならない。そして、長いから、飛び出す。しょうがないのだ。
紙筒の他にはラケット、三脚、定規などの長い物が飛び出していた。定規は渋谷、武蔵小山で各一件遭遇。そう言えば定規はランドセルから飛び出しているものの代表格でもある。
また、長いからではなく、デカイから飛び出すという現象も見られた。
飛び出しのトレンド
渋谷では飛び出す犬が2件。どちらもバッグのチャックは閉められて、首の部分だけ飛び出していた。……かわいい。 猫派の私の心もまんまとわしづかみに。
かけよって写真撮影をお願いすると、飼い主さんは気軽に応じてくれました。慣れてるのかな。
なんだか分からない飛び出し
そんなかわいい飛び出しがあったかと思えば、何だかよく分からない物もたくさん目撃した。
風ぐるま、おにぎりを包む竹の皮、かき餅、葉っぱなど。一体どこからどこへ行く途中なんだろうか。気になる。
いましたよ! フランスパン!
そして、なんとフランスパンが飛び出している人は実在した。その上、渋谷では英字新聞が飛び出している人にも遭遇。妄想は妄想ではなかったのだ。
確かに食パンってやわらかいから、スーパーで買った物をつめるとき最後に入れる。勢い、その姿がはみだすこともあるだろう。私もなんとなく身に覚えが。
パン類ではフランスパンよりも食パンの方が飛び出しがちかもしれない。
学生カバンからは飛び出さず
こうして見ていくと、基本的には老若男女分け隔てなく飛び出しは起こっているように見える。が、意外だったのは中高生が持つ学生カバンからの飛び出しの少なさだ。
大量にマスコットがぶる下がってはいるが、チャックはきっちり閉まっている。これは男女問わず、遊んでる系、真面目系問わずそうだった。
新説・学生カバンからは飛び出さない。
では、高齢層や外国人層はどうだろう。調べてみました。