僕の知り合いでサッカー審判の資格を持っている人がいる。
写真家の松村映三さん(50才)は、日本サッカー協会が認定する公認少年少女サッカー指導員で、少年少女のサッカー試合をいくつもジャッジしてきた。
その松村さんに、サッカーの試合におけるロスタイムについて尋ねると「サッカー競技規則」という本を見せてくれた。
第7条 試合時間
「空費された時間の追加」
次のことで時間が空費された場合は、前、後半それぞれ時間を追加する。
・ |
競技者の交代 |
・ |
競技者の負傷の程度の判断 |
・ |
負傷した競技者の治療のためのフィールドからの搬出 |
・ |
時間の浪費 |
・ |
その他の理由 |
空費された時間をどれだけ追加するかは主審が判断する。
サッカーの試合は主審によって全てがコントロールされる。なので、ロスタイムか否かも主審の判断に委ねられる訳だ。
僕には僕の生活をコントロールする主審がいる訳ではないので、生活におけるロスタイムは自分で判断するしかない。
これはロスだな、と思った瞬間にストップウオッチを押し、それをやり過ごしている間のタイムを測る。
ロスタイムの定義が分かったので早速測っていこうと思いますが、ちょっとその前に。
審判の動き方について、松村さんが解説します。
|