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特集


ちしきの金曜日
 
はずかしいパンツをはいて


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いきなりこれか
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もうおもしろくなってきちゃってる

ファイナルミッション:書き初め

ファンタジーパンツを履いてのミッションをいくつかこなしてきた私だが、最後は日本人としてのメンタルな部分にも挑戦しておきたい。タイミング的にもお正月ということで、書き初めをしてみよう。

久しぶりに出す習字道具。墨の匂いにおごそかな気分になるが、履いているのは例のパンツだ。

まず書いてみたのは定番の『無罪』。

いや、それは小学生が授業中にふざけて書く習字の定番であって、書き初めの定番ではないだろう。そうわかっていつつも、つい『グラタン』『インド人』などと、ふざけたものばかり書いてしまう。

ついついふざけがちなのは、履いているパンツとは特に関係がないようだ。

いいかげんにしようと、終盤では『新春』『希望の春』など、それらしいのも書いてみた。肩の力を抜いて、やたらすらすら書いてしまった。

はじめはまじめなのを書いておいてだんだんふざけていっていた子供の頃とは順序が逆だ。

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ようやくまともなのを書き始める
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脈絡のない作品たち



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夕焼けと青のコントラスト、そしてファンタジーパンツ

ファンタジーパンツがもたらす何か

着用していろいろと試みたファンタジーパンツ。やさしく手もみ洗いして物干し竿に干してみた。

実際に着用してみて感じたことが走馬灯のようによみがえってくる。初めて履いたときのあのショック。しばらく履いたあとの、ゴムが体に食い込んでくるかゆみ。ゴミ拾いもダッシュも、今やいい思い出だ。

習字の頃にはだんだん体になじんできたようにさえ感じていた。

確かに、実際に履いてみることで、見ているだけでは感じ得なかった何かを感じることはできたと思う。ただ、それはわざわざ感じなくてもいいようなものであるような気もしてならない。

どんなパンツを履いても自分は自分。それが答えだ。

干したパンツを眺めて物思いにふけっていると、近所の人が向こうから歩いてきたのでそそくさと片付けた。これからもうおそらく履くことのないパンツは、生乾きでタンスの奥にしまいこんだままだ。



 

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