どうですか、このパノラマ感。行く先に差し込む光の白さ。運転席の後ろに陣取れば、この景色に向かって電車と共に突き進んでいくことができるのだ。
大好きな「電車が地下から地上へ出る瞬間」。今回思う存分堪能してきた。回ったのは東京都内の鉄道。東京の地下は広い。電車はいたるところから地下にもぐって、いたるところから地上に出ている。地下と地上の境目に関してはある意味無法地帯だ。厳選して見学した13カ所を一挙放出したい。
まずはその基本形と言えそうな一カ所を例に、個人的なツボを紹介します。
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まずは地下の暗闇をお楽しみ下さい。
途中にある照明の種類にも注目。このトンネルでは蛍光灯ですね。 |
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地下内部がやや見えるようになってきます。
両脇の壁に注目。コンクリートの柱が人を突き放すみたいにぶっきらぼうなのが印象的です。 |
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針穴ぐらいの小さな光が行く手にさしてきました。ゴルフボール大、野球ボール大、肉まん大、バレーボール大とだんだん大きくなってきます。 |
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画面一杯に光が射してきたところで、ついに出ます。
出てすぐ、黒から白、そして外の景色にピントが合うまでのカメラの慌てぶりが堪能できます。
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ようやく地上の光に目が慣れてきます。お帰りなさい。 |
どうですか、楽しいですよね。わくわくしますよね。それでは興奮さめやらぬうちにどんどこ見ていきます。
まずは初級編として初めての方がとっつきやすい4カ所をまとめました。どうぞ。 |