まずは六本木ヒルズからスタート
第1回街角ビンゴ大会の参加者は、ウェブマスターの林さん、水曜日担当ライターの大塚さん、そして住の3名だ。
これから幾つかのスポットを巡り、数字を探していく。
最初の数字集めは六本木ヒルズで行う事にした。あいにくの雨に見舞われてしまったが、六本木ヒルズは相変わらず観光客や買物客で賑わっている。
「じゃあ、ビンゴカード配ります」
観光でも買物でもなく、僕たちの目的は数字集め。
「それぞれ数字を見つけたら教えあっていきましょう」
始める前に数字集めの簡単なルールを確認する。
・数字はなるべく表示サイズの大きいものを探す
・サイズが小さくてもユニークな数字はOK
・電話番号とか、続いている数字の1部だけを取るのは不可
ヒルズの中を歩き始めると、いきなり「15」という看板を発見。
「あっ、15」
15分で化粧をしてくれるお店らしい。表示の大きさ、ユニークさ、いずれのビンゴ基準もクリアしている。
「あの数字はオッケーですね」
僕のビンゴカードにだけ「15」があり、さい先のいいスタートを切る。
住「いやあ、興奮しますね。数字探し」
早速1つあいた僕だけテンションが高い。林さん、大塚さんも本気モードに突入し、周囲をキョロキョロと数字を探し始める。
大塚「あれはどうですかね?」
住「いやあ、ちょっと小さすぎますね」
大塚「あれは?」
住「んー、ユニークさに欠けますね」
中々ビンゴ基準にあった数字が見つからない。
ビンゴ基準といっても僕のさじ加減1つなのだが、ここで甘い判断を下す訳にはいかない。苦労の末にビンゴしてこそ、この企画は意味がある。
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