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特集


フェティッシュの月曜日
できたてを食べに行く


缶コーヒーで味をしめたできたてを食べるシリーズ。今回は夏休みの豪華二本立て、コカ・コーラとガリガリ君だ。

なぜこのふたつのチョイスかというと、僕が好きだったからだ。10代の僕の主食はおもにこのふたつだ。このふたつが僕の血となり肉となり、こういう大人になった。

感謝の気持ちをこめた特集です。(text by 林 雄司

ホールで映画を見ます

これができたてのコカ・コーラ

鉄工所のようなごつい設備

見学の子供に見られながら働く人たち

コカ・コーラ編
〜炭酸がぷちぷちしてる

まずはコカ・コーラ。東久留米市にあるコカ・コーライーストジャパン株式会社多摩工場。

ここで開催されている工場見学会ではできたてのコーラを飲ませてくれるのだ。

夏休みということもあって見学コースは子供でいっぱい。見学会ではまずは映画を見るのだが、そこでできたてのコカ・コーラが配られる。

おお、いきなり。
190mlのガラス瓶。いかにもコカ・コーラという瓶。
いただきます。

おいしい。
炭酸の粒のひとつひとつがくっきりしている。プチプチしている。甘さをそんなに感じない。

劇的に、これは!という違いではないけれど、おいしい。見学した日が暑い日で、コカ・コーラがよく冷えていた、というせいもあるけど、確かに美味しいと思った。

映画のあとは質問の時間。
「はい!コカ・コーラの原液ってどこで作ってるんですか?」
僕が質問した。おとなしい子供たちを尻目に張り切る僕だ。

答え:コカ・コーラの原液は滋賀県守山市で作られている。
むかしアメリカから輸入しているという話を聞いたのだが、噂だったか。

当日は出なかったが、ここでよく出るのが「コカ・コーラを飲むと骨が溶けるって本当か?」という質問だそうだ。工場で働いている人の平均年齢は51歳だが、みんな平均すると1日2本は飲んでいるとのこと。でもみんな溶けてない。

続いて工場内を見学。
コカ・コーラの原液に砂糖を入れ(原液には砂糖が入っていないのだ)、シロップを作る。それを水と混ぜて二酸化炭素を溶かす。それを瓶、缶、ペットボトルに入れて完成。

と説明は聞いてたが、目の前にある巨大な機械に興奮したままおわる。とてもコカ・コーラを作っているとは思えない巨大な機械がコカ・コーラを作っていたよ。

Link
コカ・コーライーストジャパンプロダクツ株式会社
工場見学会のご案内



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