多摩川を越え、僕たちの片道旅行は終わる
スミ「多摩川を越えて神奈川県に入ります」 タナベ「18才くらいの頃、ここで映像撮ったね」 スミ「ああ、撮った」 タナベ「映画が撮りたかったけど、当時の俺たちには難しくって。とりあえず予告編を作ろうって事になって」 スミ「そう、本編が見たくなるような凄い予告編を」 タナベ「土手の方から小田急線を狙って、カメラが空にパンアップしていく」 スミ「そこで、タイトルが入る」 タナベ「タイトル、何だったっけ?」 スミ「忘れた」 タナベ「花火、バイク、キャッチボール、色々なシーンをつなげた」 スミ「ああ、そんな感じだった」
スミ「最後に4作目“no where”だけど、この作品のテーマは“人生の意味”」 タナベ「そう。1組の男女が“人生の意味”を探していく。ポルトガルはリスボンでロケを敢行した」 スミ「hitomiさんが映画初主演で話題になっている」 タナベ「うん。イメージ通りのキャスティングが出来て、満足している」 スミ「ポルトガル人の人たちもいい味を出している」 タナベ「特に最後のおじいさん」 スミ「あのおじいさんの最後の台詞がいいね」 タナベ「あれだけ年齢を重ねた方が言うと説得力がある」
向ヶ丘遊園駅を通過
→Real Player(300k) →Real Player(56k)
→Quick Time Player(300k) →Quick Time Player(56k)
スミ「そろそろ町田が近づいて来た」 タナベ「あっという間だな」 スミ「町田辺りからロマンスカー通勤っていうのもいいね」 タナベ「そうだよな、ロマンスカーで通勤してる人たちもいるんだよな」 スミ「そう考えるとそんなにロマンスじゃない」 タナベ「うん、日常。でも、この一番前の席にはロマンがある」 スミ「この席で毎日通勤してたら飽きるかな」 タナベ「どうだろう、ロマンから日常への切り替えが難しいかも」
ロマンスカーは町田駅に滑り込み、僕たちは荷物をまとめて一番前の席を後にする。田辺君はこれから新宿に戻り、次の仕事がある。 僕も町田から横浜方面に次の仕事に向かう。
短い時間だったが、それぞれに20年分の思い出を一気に遡る事が出来た。 20年後、また、ロマンスカーの一番前に乗って、今度は箱根まで行くのもいいかもしれない。
田辺誠一監督の最新作「ライフ・イズ・ジャーニー」は6/21渋谷シネクイントに公開! 詳細情報は、田辺誠一公式サイト「digitalian.com」にて。
田辺君が町田から新宿に戻った際に使用したチケット半券にサインを添えて2名の方にプレゼントします。ご希望の方は以下を明記のうえ、[email protected] までメールでご応募ください。
・住所 ・氏名 ・電話番号 ・Eメールアドレス 締め切り 2003年6月5日 12時 発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。