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ぶらり激安ハントの旅

今月は「狩」をテーマに、潮干狩りしたり水晶を掘ったりしました。
だけど、よく考えてみると、実際の生活からはかけ離れていました。いや、よく考えなくてもそうなのですが。

じゃ、現在のリアルな「狩」ってなんなんでしょう。日常の生活で、狩猟に近い感覚のあるもの………。

お買い物?

単純な結論にたっした私は、やけくそデフレ価格破壊激安ショップをめぐる小旅行に出ました。
そう、今回私は、真のハンターなのです。ふふ。

(text by 大塚幸代

写真
10えん?



中野らこっと。

100円コーナーもあります。

「らこっと」
中野区中野5-52-15 ブロードウェイ1階
JR中野駅北口を出て、中野サンモールを直進し、そのままブロードウェイに入って左側。中野東急内にも店鋪があります。

●中野出発

10月某日。秋晴れの日。
私は激安ショップツアーを敢行しました。
ネットなどで調べた都内激安店を、1日でできるだけまわるのです。背には荷物が増えたときのためのリュック、中には付せんを張り付けた東京の地図。むふー(鼻息)。

まず最初は中野「らこっと」。中野ブロードウェイの1階にある激安衣料店です。私は中野区に住んでいるので、実はおなじみの店です。まずは地元から責めます。

売り場は1フロア。ほぼぜんぶ女性向けヤングカジュアルで、アクセサリーや帽子などもあります。
アクセサリーは韓国輸入品っぽいもので、光りモノ多し。

夏場はカットソーが200円からありました。
「やっぱり秋冬物はちょっと高いだろう、布地も多いことだし」と思って見てみたら、長袖でも300円。すごい。

ほかにも厚手のちゃんとしたコートやジャケットが1500円でありました。前シーズンの売れ残りだったり、ちょっと難ありだったりするのだろうけど、一見なにも問題なし。
コート………試しに買ってみようかな、と一瞬思いましたが、いきなり荷物になるので断念。

ちなみに「らこっと」のそばには、紳士もの激安店、「キクマツヤ」があります。

>>結局なにも買わず。中野から次の目的地、野方へバスで移動(バス代 210円)




野方「ウェルカム」。

価格はほとんど3ケタ

「ウェルカム」
野方6-24-10
西武新宿線野方駅、新宿を背に右側(新青梅街道方面)に歩くと左側にあります。

●野方のカフカ

村上春樹の新作「海辺のカフカ」の舞台にもなっている、いまホットな野方へ到着。でもとくに盛り上がってる様子もなし。そりゃ盛り上がりようもないと思いますが。

野方激安店「ウェルカム」は、売り場は1フロアしかありませんが、紳士もの、子供服、婦人服、下着など何でもかんでもある店でした。
159円のパーカーをながめて「ううむ」とうなっていたら、59円のチェックのスカート発見。

59円?

綿花栽培してつむいで、織って、加工して、デザインして、切って、縫って59円。

なんてかわいそうなスカートなんだ。そう思ったら、別に着るあてもないのに、つい手にとってしまいました。59円のものだけ買うのもなんなので、下着なんかも買いました。

 

>>チェックのスカートと100円のパンツ2枚購入。バスを乗り継いで、平和台に向かう(バス代 210×2=420円)


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