なぜ潮干狩りが春なのか?
シーズンオフでも貝は掘れるのだろうか?
そもそも、なぜ潮干狩りが春なのか。有名サイト・史上最強の潮干狩り超人さんを見て、勉強をした。
・春は一番潮が引くので、潮干狩りがやりやすい(月と地球と太陽の位置関係で、潮の満ち引きは決まる)。
・春は産卵を前にアサリが太る時期なので、おいしい。
・秋も干満の差は大きいのだけれど、潮が引くのが夜中とかになるので、レジャーには不向き。
ということは、秋でもやる気さえ出せば、捕りに行けるということだ。
むうう、夜に行って月明かりの下で掘るか。
海に流されたらどうしよう、そんな死に方はいやだなあ、と思っていたら、10月上旬に、昼間に潮が引く日が数日あることがわかった。やった!
というわけで10月6日、私は100円ショップで買った熊手を持って、都内の潮干狩りスポット・葛西臨海公園まで行ってみたのだった。
砂浜到着
葛西臨海公園は、都民のいこいの場所だ。日曜日だったので、親子づれやカップルであふれていた。穏やかな空気の中、狩猟欲をみなぎらせた私は、殺気を発しながら、砂浜まで歩く。
公園内の「西なぎさ」は、磯あそびが出来るようになっている人工の砂浜だ。
ちゃんと海水が干上がっていた。ずっと沖まで歩けた。
逃げ遅れた透明のクラゲが、そこかしこにポテポテ落ちている。
しかし、こんなところに貝がいるんだろうか?
木更津とかまで行ったほうが良かったんじゃないだろうか。だって一応都内だ。海はきれいなわけじゃない。
ドキドキしながら熊手を持って、砂の上にしゃがんでみた。
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