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双子(多分)の老人と若者が黙々と釣っている |
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ダークな室内で釣り
広さ10坪程度の薄暗い空間。先客は老人2人組(双子?)と僕と同じ年くらいの男性1人。何だか黙々と釣っている。何となくマンガ喫茶な雰囲気でたじろいでいたら受付のお兄ちゃんに
「固いほう?やわらかいほう?」
って聞かれる。意味不明なので黙っていると、コイツ初心者だな、と気付かれエサの固さについて説明してくれる。固いエサ=つけやすい、やわらかいエサ=よく釣れる。初心者は固いエサの方がいいと言うので固いエサで。ご飯粒の半分くらいの大きさに丸めて針の先につけていざ開始。何匹釣れるか楽しみです。
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墨汁に竿を垂らしているような気分 |
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お兄ちゃんのアドバイスでまず一匹ゲット
最初の30分はまるで釣れる気配がない。バンダナの若者はガンガン釣ってるのに何でだ?受付のお兄ちゃんがやってきて
「エサをもっと小さく丸めてつけてみな」
とアドバイスしてくれる。随分とハードボイルドだ。言われたとおりやってみたら、凄い。すぐに1匹目がかかった。
「やったな、坊主」って感じで黙って頷いて受付に戻るお兄ちゃん。ビッグコミックスペリオールを読み始めた。
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記念すべき1匹目。ちっちぇーな |
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渡辺君だけ君づけ。いくつなのか? |
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ここは競技場なのか?
5匹くらい立て続けに釣れる。何だチョロイじゃんって思って釣り堀内を見渡してみると「2時間ベスト5」の看板発見。2時間で154匹も釣っている人がいる。1分で1匹以上釣り上げた計算になる。随分忙しい感じだ。ここは競技場なのだろうか?
でも、老人の一人は
「松井はもう駄目だな」
って言っている。それに双子の片方が
「カブレラも勝負してもらえねえもんな」
と応える。
少なくともこの老人二人に関しては競技場ではないらしい。
三軒茶屋・釣り堀
東京都世田谷区太子堂4−18−1
03−3412−3950
大人1時間600円 |
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結局9匹釣れました |
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