韓国の英雄チェホンマン(格闘家)はでかい。テレビに彼が映ると周りの人がみんな小さくなったように見える。なにしろ218センチもあるらしいのだ。それはたしかにでかい。だけどセンチで言われてもいまいちピンとこないと思うので物質化してみることにした。
(安藤 昌教)
今回はホームです
僕は材木が好きだ。ホームセンターでは材木コーナーをまず最初にチェックしている。
この日も木の節とか反りとかをチェックしながら歩いていると220センチの杉材が売られているのを見つけた。杉材はたいてい180センチか200センチ、もしくは300か400センチで売られていることが多いので珍しい。
それにしても220センチ。どこかで聞いた事のある長さじゃないか。
そうだ、2センチ切ればチェホンマン(218センチ)だ。
ということで2センチ切って買うことにした。
材木コーナーの担当者とはすでに顔見知りの仲だ。この材木、買うので2センチ切らせて下さい、とお願いするとメジャーとのこぎりを貸してくれた。DIY(お前でやれや)だ。
やっぱりでかいぞチェホンマン
こうして手に入れた杉のチェホンマンはやっぱり長かった。並んで立つと上の方が写真に納まらない。チェホンマンと写真を撮る時には広角レンズが必要だということがわかった。
チェホンマンの頭には手を伸ばして指先がようやく触れることができた。僕の身長(174センチ)では顔面へのパンチすら難しいということだ。
軽く歩いてみよう。
終了
チェホンマンの長さだったので思わず買ってしまった材木だが、このあとどうしようか困っている。忘れたふりしてどこかに置いてきちゃおうか。割り箸を使い捨てるのは環境破壊だ、とか言う人がいるけど、僕らの暮らしの中にはもっと無駄なものが結構あったりする。
やっぱりでかかったです
なにはともあれチェホンマンはやっぱりでかかった。そんな周知の事実をわざわざ再確認できたことだけが今回の収穫だ。長い杉材は木刀にでもしようと思っています。