阪神優勝。ということで、大阪在住ライターとしましては、気になるのが阪神優勝のメッカ、えびす橋。いや、普段、阪神が勝っても、特に何ということはないんですよ。優勝した時に、メッカに変わるという不思議な場所、えびす橋。行ってみました。大阪ミナミのえびすばし。
(八二一)
2年前……
こちら、2年前の阪神優勝時のえびす橋の様子です。
わりと小さな橋なんですが、この群衆。この年、えびす橋から道頓堀川へダイブした人数は、5,300人とか。この状態では、人が多すぎて、身動きできないし、さすがに危険でした。
橋の上は、飛び込み放題の無法地帯で、かに道楽のかには壊されるし、商店街の被害も続出。大変だったんですね。
今年の様子
鉄壁にガードされていました。
写真は、優勝が決まる40分ほど前の8時頃の様子です。昨年から、護岸工事が行われていて、橋の幅は、3分の1程度に狭くなっており、高さ3メートルの壁が設けられています。
2年前は、この時間帯からもう人でぎっしりでしたが、今年はゆったり安全です。それもそのはず、橋の両サイドに、おまわりさんがズラッ!と並んでいて、全員が拡声器を持ち、「立ち止まらないで、歩いてください」と通行をうながしていました。
その後、優勝が決まった際には、橋は完全封鎖となりました。
橋が封鎖され、両岸は人でいっぱいになりましたが、おまわりさんが誘導していたので、ちゃんと人が通れるぐらいの余裕がありました。
もうすぐ優勝が決まる頃、「あと一人!、あと一人!」と、コールが起こり、盛り上がりは最高潮に。
となりのおっちゃんが、「みんな何で、あと一人ってわかるんや?」と言うので、「みんな携帯でテレビを見てるんですよ」と言うと、「そうか、携帯か」と納得していました。
優勝決定の瞬間。
風船が飛びました。今回動員された機動隊員は、2,500人とのこと。本気モードです。
盛り上がる人は、盛り上がり、通りたい人は通れる、というほどよい感じがしました。知り合いのカメラマンが脚立の一番上に乗って写真を撮っているところを発見。安全でよかったです。
今年は、絶対に川に飛び込まないように安全対策をする、と言われていましたが、本当に鉄壁のガードでした。
おまわりさんの体を張ったガード、お疲れさまでした。