子供のころ、テレビを見るときは1メートル離れるようにと言われた。
しかしどうだ今は。パソコンのモニターに顔を近づける毎日である。いま測ったら顔からモニターまで40センチしか離れていなかった。これでは目が悪くなって当然だ。
なんでこんなに近づかなければならないのか。マウスのケーブルが短いからだ。(林 雄司)
リモートソリティアに挑戦
5メートルの延長用USBケーブルを3本買ってきてマウスにつなげた。マウス自体のケーブルが1メートルなので合計16メートルのマウスができた。
それでも十分だよ。
USBケーブルは規格上5メートルまでしか延長できないのだが、延長用ケーブル(リピーターケーブル)やハブを使うと25メートルまで延長できる、らしい。
25メートルにしてもいいのだが、これ以上 自宅のケーブルが増えるのは避けたいので15メートルにおさえた(自宅のケーブルについての記事)。
「どれどれ、ソリティアでもやるかな」
マウスカーソルはちゃんと動く。カーソルの動きがややたどたどしいのは信号が減衰しているからか、地べたで操作しているからか。
「むずかしいなー、ソリティア」
あんなにやりこんだソリティアが難しく感じる。カードをクリックするのもままならない。関係ないところをクリックしてしまい、なにかの警告ウインドウが出ているのだが、それが読めない。なにか大事なファイルを消してないだろうか。
ソリティアなのに意外な緊張感がある。
あと犬がじゃまだ
川の向こうのパソコンを操作
16メートルは意外に長い。近所の都市河川だったら余裕でまたげる。
この直後、ケーブルの連結部が切れてUSBコネクタがドブ川につかる(大あわてで引き上げたので写真ないです)。
誰か持って行ってしまわないか心配
向こう岸のモニターで確かにカーソルが動いている。ITは彼岸に届く。
マウスが動くだけで面白いなんて、パソコンにはじめてふれたときのような新鮮な感覚だ。ちなみにソリティアを起動しようとしたが、なぜかヤフーメッセンジャーが起動していた。
左手のケーブルさばきも重要。
ITフィットネス
マウスもキーボードもプリンターもモニターもぜんぶケーブルを長くして、タコのように広げて置いたらかっこいいんじゃないか。体育館のような広いところで走りながら操作するのだ。
汗だくになって、ぐるナビのクーポンとか印刷するのだ。
ベランダの外から自室のパソコンを操作するのだ。