布団に入って6時間、未だ入眠できず、寝不足とスキー滑走で足が非常にだるい。
しょうがない、他の人を起こさないように、手探りでシップ薬のトクホンを探す。
いざ貼ろうと剥離紙から剥がした時、それは起こった。
剥離紙とトクホンの間が青白く光ったのだ!
トクホンが光った! ああこの感動を誰かに伝えたい。しかし皆寝ている。
もどかしさを胸に寝入ったのは、結局何時のことだったか……。
こんな話を思い出したのは、ある日TVで「トリビアの泉」を見たからだ。
ガムテープを勢いよく剥がすと光る、という知識が寄せられていた。
「何よ! トクホンも光るわよ!」
ああ、投稿すればよかった。
なら実験して原稿にしましょう。
ということで、青白い光について検証したのです。
まずは氷砂糖で
調べてみると、その現象は「摩擦ルミネセンス」というもので、力学的エネルギーの一部が光に変換されたものらしい。
さっぱりわかりません。なんだそれ。
しかし有名どころでは鉱物結晶を砕いた時にも光るという。身近なところでは、氷砂糖で応用できるというのだ。 |