まとめ
|
ここがセンサー |
ハエトリ草は何でも食べる……というわけではなく、葉の内側に突起している部分(感触毛という)を2回触ると葉が閉じるようにできている。余計なエネルギーを使わないよう、動くものを捕らえるために、1回ではなく2回触れないとダメなのだ。
そしてタンパク質を消化する酵素を出し、2〜3日で栄養分を摂取する。
実験から2日たったハエトリ草は、納豆は干からびて落ち、葉を広げてまた次の獲物を狙っていた。他のものをあげた葉は、ずっと閉じたままか、黒く枯れてきてしまっていた。
すまん。やはり君はタンパク質専門だったようだね。カジキは味が濃かったか。
ビーナスの瞼という別名をもつこの植物、やはり素早いウインクが魅力的だと……思いません? |