ばらばらです! きっぱりとばらばら! いや、スリムス、淡麗グリーン、本生ブルーだけを取り出せば色の濃さとカロリーが比例関係にあると言えるのだが、それだけじゃ仕方ないですよね……。
畳み掛ける事実と混乱
そもそもビールの色の濃さというのは何によるものなのだろうか。調べによると色の濃さは麦芽を作る時の乾燥させる温度と、その焦がし具合で決まるらしい。生成された「メラノイジン」という物質が多いほどビールの色は濃くなるそうだ。これは味の濃さにもあまり関係がないという。なんだかカロリーにもあまり関係がなさそうな雲行き。がーん。
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それにしても黒ビールの黒さってこうして見ると本当に黒い。いや、だから黒ビールなんだけど |
さらに、「第3のビール」と呼ばれるビール風味アルコール飲料の中には、カラメル色素でビール色に着色をしているものも多いそう。ちゃ、着色。またいっきに話が複雑に。がーん。
四方八方から話の腰を折られよろよろだ。目を皿のようにしてビールの濃さを比べた今回。結局分かったのは、ビールの琥珀色ってきれいだよね! ということだけだ。
何でもいい、ビールが好きだ
何にせよ、ビール好きとしてはそれでもビールの真実に一歩近づいた手応えはある。
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もう調査はいいから飲んじゃえ |
今回はいっぺんにたくさんビールを開けた。きっと残るだろうと思って、翌日、余った気の抜けたビールで煮る料理のレシピを用意していたのだが、結局当日中に全部飲み干しておりました。
どんな濃さでも、ビールが好きだ! 発泡酒も好きだ! ビール風味アルコール飲料も大好きだ! 夏本番、ビールへの愛を高らかに表明したところで、今回はお開きです。
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