路上に並んだ迷惑駐輪、本当に困ったものです。特に、歩道を埋め尽くした自転車を縫うように歩くとき、マナーの悪さに辟易とするものです。
ましてや、幼稚園児の通園路ともなれば、非常に危険な状態。ここは、大阪の幼稚園に面した歩道。
園児を安全に保護する立場の幼稚園として、迷惑駐輪には断固反対。あの手この手の看板で不法駐輪を迎え撃ちます。
(八二一)
その看板は、幼稚園の歩道に面する柵に、つぎつぎと貼られていました。
確かに、園児が通園するための歩道にたくさんの駐輪があっては、安全とはいえません。しかし、単なる駐輪禁止の看板だけでは、迷惑駐輪が後を絶たない……そんな一筋縄ではいかない人たちに訴えるべく設置された看板とは。
走り出す看板…
自転車をおくなという直接的表現から、遠回しな皮肉の混じりのフレーズになってきました。
駐輪がたくさんあることを花盛りなんて揶揄しています。ハートマークやチューリップがあしらわれ、明るい口調の中に、いいかげんわかれよ、という思いがのぞきます。
勢いでたたみかける
毎日毎日性懲りもなく置きやがって、また今日も!?との問いかけに、呆れ具合が垣間見えます。最低ね、最低人間ね!と。
やりきれない数多の思いを込めたこのフレーズは、名句だと思います。
あっ、1台駐輪
そこまで言われても、まだ止める破廉恥な人間がいるようです。ここは、園児のための通園路。くれぐれも駐輪マナーを守りましょう。