おひなさま?
埼玉県鴻巣市で「びっくりひな祭り」が開催中だ。
この時期、人形が名産の町ではジャンボひな壇を作りました!みたいなイベントがよく開催されている。ローカルニュースで取り上げられるようなイベントだ。ああ、またそういうのね。と若者のみなさんはあまり興味を持たないかもしれない。
でも、この鴻巣のは違うんですよ!規模がどうかしてるわけなんですよ!とサンボマスターのように語りたくなるようなひな祭りです。(林 雄司)
まずは写真から
びっくりひな祭りは鴻巣市役所で開催されている。まずは市役所入り口のようすから。
"混雑する海水浴場"という写真のようだが、市役所の入り口だ。横にいた子供が
「みんなこっちを見ているよ!」
と母親に言っていた。さて、びっくりひな祭りはこれだけではない。市役所のなかに入ろう。
高さ5.74m 1320体 ひな壇ピラミッド
吹き抜けになっている市庁舎のなかには26段飾りのピラミッドができていた。下からはいちばん上のおひなさまを見ることができない。着物の裾だけがかろうじて見える。
いちばん上のおひな様は2階の廊下から見ないといけないのだ。なるほど。えーと、階段はどこだ…。あ!
鴻巣ってすごい
ひな人形であふれている市役所である。見に行ったのは土曜日だったが、平日もこの状態で市役所の業務を行うという(入り口の屋外の展示は土曜日のみ)。戸籍をとりにいったらこの状態である。
構成はどうなっているのか。
ひな人形は、上から親王−三人官女−五人囃子−右大臣・左大臣−仕丁なのだが(いま調べた)、びっくりひな祭りでは総数2500体なので、すべての数が多かった。
これだけ多いと、人形の顔の違いもはっきり分かって面白い。好みの顔を選んでみました。
3月4日まで
この試みは今年はじめてで、ボランティアがお金を出して人形を市民から集めたそうだ。
開催は3月4日まで。市役所入り口の展示は晴天の土曜日のみだそうです。ネクストステージのひな祭りを見るチャンスですよ。
詳しくはホームページをどうぞ。 鴻巣びっくりひな祭り