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文章ヒルズ


お題「ざわ・・ざわ・・・となった瞬間」
 

ざわ・・ざわ・・・となった瞬間 (出題:)
募集期間:2010/9/16 11:00 〜 9/22 11:00

高校とき避難訓練がありました。それでたいていの避難訓練がそうであるようにグダグダと校庭に避難して全員集まったところで校長の話になったのですが、


「この遅さだと確実に亡くなってます」「全員間違いなく燃えてます」「灰も残らず焼けてます」と、あまりの避難の遅さにそのような発言を何度も繰り返して、最後にはハートマン軍曹のようになってました。


そんな普段は見せない校長の様子に、体育座りで聞いてた生徒の間ではざわ・・ざわ・・・の文字が浮かんでいました。


そんな場がざわめいた話を教えてください。MVPは漫画に採用されるかもしれません(されません)。


投稿はしめきりました。

 

MVP

さわやかな営業の方 ( ガス鉄道 さん )

「御社のあの方なんとおっしゃいましたっけ。あのさわやかで気持ちのいい営業の方」とお客様が何気なくおっしゃってざわ・・ざわ・・・となりました。

「XXさんでしょうか?」「「XXさんはさわやかじゃないよ!」と内輪もめしたあげく、誰からともなく「弊社にさわやかな営業などおりませんが・・・」と言い出す始末でした。

結局お客様がおっしゃるのは営業の人ではないことがわかりました。実在する人でよかったです。 (投稿日:2010.9.16 12:16)

選者コメント:普段よほど爽やかでない部署なのかと思うと馴染めそうです。

「あたまが、いこつ」 ( ふく さん )

超恥ずかしがりやさんのクラスメイトが、先生にあてられて保健体育の教科書を音読をすることになりました。彼女の声は緊張のあまり震えてしまっていて、みんなも「大丈夫かな?」と固唾をのんで見守っている感じでした。

緊張しすぎたせいでしょうか、彼女は「頭がい骨」を「あたまが、いこつ」と読んでしまいました。

なんせ恥ずかしがりやさんなので笑ったらかわいそうだし、でもあまりにもな間違い方だしで、教室はざわ・・・ざわ・・・となりました。 (投稿日:2010.9.21 00:23)

選者コメント:笑えない、指摘できない、となると人はざわめくらしいです。

合奏中に地震 ( オギジョリダー さん )

私が高校の頃、吹奏楽に所属しており、学校で演奏会に向けた合奏が続いてたある日のこと。
いつものように合奏がありその日は本番も担当となる外部の先生(かなり恐い)が指揮しており、緊張感満点だった。
そして、曲を全て通して演奏し盛り上がっている最中になんと地震が・・・
学校の最上階だった為か結構ゆれたので、途中で演奏をやめて怯える生徒も。
しかし、その先生は指揮をやめず、曲に酔いしれているよう。そして、先生に応えるように地震に怯えながらも懸命に演奏する生徒も。

結局、演奏後「ざわ・・ざわ・・」とした雰囲気の中、

先生「何で途中で演奏やめたの?・・え?揺れた??」

やっぱりぜんぜん気付いてなかったようで、この話は後に我が部での伝説となりました。 (投稿日:2010.9.20 13:11)

選者コメント:大地震に襲われてもその先生の近くならまったくの無傷な気がします。

大三元ドラ2 ( 6 さん )

せっかくなので麻雀ネタで。

かれこれ20年前、麻雀の面子埋めのために同僚に雀荘に連れて行かれました。

とにかく同じ柄を3つずつ揃えるか、同柄の数字を3つ連続で集めろと云われ、同僚が熱い駆け引きをする脇で、分かりやすいのを地味に集めていった結果、上がった役がこれでした。

「きれいにそろったから多分上がったと思う」といったら隣卓のおじちゃんが「どれどれ」と覗いてくれて、ざわ…となり、さらに面前つも上がり、親、(しかしノーリーチ。そんなシステム知らなかった)と聞いたら店内中がどよめきました。

いまだにあれ以上の手をあがったことはなく、点計算もできませんが、この日初めて食べた叙々苑の焼き肉の思い出ばかりが鮮明です。 (投稿日:2010.9.18 20:53)

選者コメント:かっこいい。僕も飛び込みで参加したオーディションで審査員の賞賛を浴び、焼き肉を食べたいです。

俺がA子を幸せにしてやる!と ( はちみつ さん )

結婚式のスピーチで「新郎は“俺がA子を幸せにしてやる!”と決意を新たにしていることでしょう」とスピーチした友人代表。でも、新婦の名前はA子ではありません…。
周囲のざわめきに気付いた友人代表は「感極まって自分の妻の名前を言ってしまいました」とごまかしていましたが、それって本当だったのかな。実は何かあるんじゃ…と心のざわめきはなかなかおさまりませんでした。 (投稿日:2010.9.18 09:18)

選者コメント:ざわついた会場と新郎を見て友人代表はこっそりにやついてたかもしれません。と捻くれ者は思います。

妹の手術 ( 浦波 さん )

妹が、手の指を骨折してしまい
それがずれていたので針金を指の中に入れられるということを知ったとき、家族がざわ…ざわ…しました。
無事手術は済みましたが、また針金をはずす時にはざわ…ざわとなるかもしれません。
(投稿日:2010.9.18 18:50)

選者コメント:サザエさん的なざわめきになぜかホッとしました。

問題用紙がない検定試験 ( パキラ さん )

学生の時に受験した漢字検定でのこと。
マークシート方式の回答用紙は机の上にありましたが、試験監督の人は問題用紙を配らずに「では始めてください」と定刻どおりに試験開始を宣言しました。
会場が一気に「おいおい問題ないのにどうしろと…」的なざわめきに満ちたのは言うまでもありません。
すぐにそのざわめきでミスに気づいた試験監督が問題用紙を配布し、数分遅れで試験が始まりましたが、問題用紙がないまま始まりそうになった検定試験は今のところ他にはありません。 (投稿日:2010.9.18 22:03)

選者コメント:マンガなら「よく気づきましたね。それが試験だったのです」となるかもしれませんが、簡単すぎる。

日々努力を怠っております ( A総長万歳 さん )

1995年、とある国立大学の入学式でのこと。

大学総長が、入学生への祝辞の中で、
「わが大学は、勉学に励んでいただく環境を整えるよう、日々努力を怠っております!!」
と語尾まではっきりと言い切りました。

言い間違いだったのでしょうが、それにしては語尾まではっきりと胸を張って言い切った総長に、入学生・父兄一同、「…言い切った…ひどい大学だ…」と騒然となったことは言うまでもありません。 (投稿日:2010.9.17 18:06)

選者コメント:僕も言い切りたい。文字をプリントしてTシャツにしてもいいです。

社長が私をちゃんづけで呼んだ ( 良子 さん )

入社して間もない私に、いつも忙しくてなかなか社員と顔を合わせない社長が久々に現れて一言。
「良子ちゃん 頑張ってる?」
一瞬すべての人の動きが止まり、その後ざわざわざわと・・・
社長、なんで名前にちゃん付けなんですか。あなたと会ったの面接の時以来じゃないですか。
なんだか皆に社長の愛人と思われてるような気がしてならないんですけど?どうやって誤解を解けばいいんですか? (投稿日:2010.9.18 09:34)

選者コメント:うちの職場でも社長にちゃん付けで呼ばれてる人がいて、最初ざわざわしましたがいまでは馴れました。なので場が馴れるまで我慢するか、もしくは社長の写真を壁に貼りそれに向かってダーツを投げましょう。

祝辞がかぶる ( ヤポンス子 さん )

中学校の卒業式で、校長と市長の祝辞の内容が丸かぶりでした。同じ芸術家の半生が題材になっていたんです。
市長の祝辞は別の人が代読したため、アドリブという手が使えず、という状況で起きた悲劇でした。
市長代理の方の祝辞が始まったときの一同の無言のどよめきは相当のもので、そのせいかどうかは分かりませんが、その後登壇した人は階段から転げ落ちました。 (投稿日:2010.9.18 12:46)

選者コメント:実は校長と市長が同一人物だったとか・・・。

「ビリヤード場に拳銃を持った男が逃げ込んできた」 ( まき さん )

以前、バンクーバーにいた時の夕方。ドタンと大きな音がしたので音の方向を見たら若い男が拳銃を握り締めて逃げ込んできた。僕を含めて客はみな床に伏せ、男を追ってきた警官とのにらみ合いが終わり男が降伏するまで店はざわざわしていた。

嘘。ざわざわどころじゃない。静寂だった。 (投稿日:2010.9.17 16:12)

選者コメント:でもマンガだったら、ざわ・・ざわ・・・と描かれてると思います。

同期生が偉い人に反論した瞬間 ( みどりんご さん )

うちの部には、決められたテーマに基づき、その道のプロを外部からお招きして行う勉強会があります。

そんな勉強会にて、先生が「これこれこういうわけなので、こう考えられます」とお話をまとめたその時、参加していた私の同期生が、「いや、私はそうじゃないと思います」と発言し、独自の説を披露しだしました。その道のプロである先生に向かって、です。

その発言の瞬間、当人以外の同期生達は『ざわ…ざわ…』となりました。あれほど強く『空気読め!』と思った事はありませんし、あれほど同期生の心が一つになった事も無いと思います。

心臓に悪い『ざわ…ざわ…』でした。 (投稿日:2010.9.17 16:38)

選者コメント:それで同期生の方が正しければかっこいいマンガみたいですが、これは現実なので間違ってたのでしょう。

喧嘩の仲裁に入ったおばあちゃん ( 空気を読んだ鹿 さん )

秋に奈良公園へ旅行へ行ったときのこと。ちょうど繁殖期だったため、大きな角の雄同士が喧嘩を始めました。頭を低く下げてお互い激しくぶつかり合う様子を、周りにいた人たちは怖々眺めていました。

すると、80歳くらいのおばあちゃんがハンドバッグを振り回しながら「おい!こら!やめんか!!こらー!」と、喧嘩の仲裁に。周囲がざわざわなりました。

「え、ヤバくない?」「やめとけって」と周囲はひそひそ。しかし、あの角で突かれたら確実に大怪我じゃすまなさそうだったため、誰もおばあちゃんを止めに行けず、本気でヒヤヒヤしました。おばあちゃんの威勢の良さに、鹿もビクッとして一時中断してましたが、おばあちゃんの姿が見えなくなった頃、また喧嘩を再開してました。 (投稿日:2010.9.17 17:33)

選者コメント:恐ろしいですね、おばあちゃんが。いや鹿も。

文化祭のカラオケ喫茶 ( うつけもの。 さん )

高校生の頃、友人と行った某高校の文化祭のカラオケ喫茶。確か歌うとオーダーから50円引きかなんかだったと思います。
当時自他共に認めるくらい歌が上手かったので歌ってみたのですが、あまりの上手さに会場内がざわめいたらしいです。
本人熱唱中のため自分の世界に入り込んでいて全く気付きませんでしたが、席で聞いてた友人が鼻高々と教えてくれました。
そんだけ会場を盛り上げたんだから100円くらい引いてくれても良かったのに。 (投稿日:2010.9.17 15:04)

選者コメント:(ざわ・・ざわ・・・)あれ・・これって・・自慢・・。(ざわ・・ざわ・・・)

サトウですが…。 ( 桜餅 さん )

以前勤めていた会社で、佐藤さんと言う社員が奥さんと海外旅行に行く、と言って1週間ほどお休みを取っていたとき、会社に佐藤さん宛に女性から電話が入りました。
お名前を確認すると「身内の佐藤です」と仰います。
若い女性の声で身内の佐藤と名乗っているって事は…奥さん?!
上司に「課長、佐藤さん宛に佐藤さんって仰る身内の女性からお電話です」と告げました。
昼間のオフィスはただならぬ気配に包まれました。
とにかく正直に休暇中と告げるべきだと上司に言われ(修羅場覚悟)おそるおそる告げるとその女性は妹さん(未婚の学生さん)でした。
固唾を呑んで社員全員が見守る中、電話を切った私の説明にみんなが脱力→安堵の失笑という展開がドラマのワンシーンのようでした。
考えてみたら、奥さんならば「身内」ではなくて「家内」って言いますよね…。 (投稿日:2010.9.17 03:40)

選者コメント:オフィス内の何人かはワクワクしてたかもしれませんよ。

スイミー ( ムラさん さん )

中学のHRの時間のこと。
クラスで熱帯魚を飼うことになり、何の熱帯魚を飼うか意見を出してということになりました。

当時、一番前の席に座っていた私。
あの熱帯魚、キレイで好きだなあとボソっと口に出したのが先生の耳に入り
「ん?○○、何が欲しいんだ?」と言われました。
それに対して恥ずかしがり屋の私はハニカミながら

私「…スイミーがいいです」

先生「…それは熱帯魚のエサだぞ」

♪良く食べる、スイミー♪
(このCM知ってますか?)
ちなみに私がホントに欲しかった熱帯魚は、そのスイミーのCMに出ていた「エンゼルフィッシュ」でした。

きっとクラス中ザワザワしたであろう瞬間でしたが、私の耳にはまったく音が聞こえてきませんでした。
私の血の気が一気に「ざわ…」です。
赤っ恥。 (投稿日:2010.9.17 06:16)

選者コメント:検索したら錦鯉の餌と出たんですがまた間違えてないでしょうか。でもこっちが間違ってたらと思うと・・ざわ・・・。

「部屋にゴキブリが出たけど、お風呂で見失った」 ( ゆべし倉庫 さん )

と、母に言われた時の私。

前回の「苦手なものを克服した瞬間」にゴキがなかったのが残念でなりません。 (投稿日:2010.9.16 19:57)

選者コメント:母親ってそういうとき消滅したことにしますよね。

披露宴で脱落者が出た ( 控え さん )

友人の結婚披露宴にて。
なんやかやで(面倒なので省略)宴も盛り上がり、その最高潮とも言える「両親への手紙」のコーナー直後に事件は起こりました。
新婦側の親族のおっちゃんが突然バッターーンと大きな音を立てて卒倒したのです。
「どうしたの…?」
「まさか死…」
などとリアルにざわ…ざわ…状態。
運び出されるおっちゃん。
場内の人はおっちゃんの安否が気になって仕方がありません。
せっかくの花嫁の父の感動のコメントも頭に入ってきませんでした。
後日、酒を飲みすぎたのが原因だったと謝罪したおっちゃんに新婦親が激怒したとかしないとか。
披露宴を撮影したDVDを見る度に友人夫婦は苦笑するのでしょう。 (投稿日:2010.9.16 23:06)

選者コメント:どう考えても片平なぎさが登場する展開ですが現実はだいたいそんなもんです。

安全ピンをピンセットと言い間違えた ( ツロ さん )

相方が中学生だった時の事です。週1回の全校朝礼で生徒会長が壇上に上がり、校則を守ろう的な話を始めました。
「最近、名札を着けていない生徒が増えてきました。名札はきちんとピンセットで着けましょう。」
数秒後、ざわ・・ざわ・・と共に、親指と人差し指でつまむ動作も体育館に広がっていったそうです。以外とちゃんと聞いてるもんなんですね。 (投稿日:2010.9.17 02:15)

選者コメント:生徒会長のその後は誰もがたやすく想像出来るのではないでしょうか。

一人暮らしの部屋でトイレに鍵がかかっている ( 出戻り実家住まいなう さん )

オートロックマンションの4階に住んでいたので、部屋の窓を開けたまま風呂に入っていました。風呂を出て全裸のままトイレに入ろうとしたら鍵が。

急いで服を着て武器になりそうなものを隠し、フライパンだけ構えてこじ開けましたが中には誰もいませんでした。

夏だからって窓を網戸にしたまま放置しちゃいけない、と学んだ一件でした。でもなんで鍵かかってたんだろう。トイレ内に窓も収納も無かったんです。 (投稿日:2010.9.16 11:23)

選者コメント:かなりいろんな謎が残る話ですが、ざわめいてることは確かです。心理描写的ざわ・・ざわ・・・。

車掌の「ま、いっか。」 ( ムニヲ さん )

電車の一番前の運転席付近に乗っていた時の事。

運転席の無線から何かを伝える声が聞こえた。私には何と言ったのか聞き取れなかった。

運転席から、「ん?今何か言った?」という独り言が聞こえた。彼にも聞き取れなかった様子。その後、「ま、いっか。」とつぶやき、運転続行。電車内がざわついた。

ちなみに、無事会社に着けました。 (投稿日:2010.9.16 11:48)

選者コメント:無事に着いたならまあいいでしょう。


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