|
(これまでのあらすじ:新しいゴリラとしての自分が見つかり、OLからゴリラへ華麗なる転身する決意をルーツに報告しに行って今回が最終回でいよいよゴリラへというそんなムード。)
いよいよ「新生活」が始まる。 さようなら今までの自分。
自分探しで自分が見つかったのなら新しい人生が始まる。 今回の場合、それは人生なのかゴリラ生なのかはわからないけど、 生ゴリラでないことだけはたしかだ。
そういう意味では生人(なまのひと)というのも考えてみれば気持ち悪い。 今考えた言葉ではあるけれど。 生が気持ち悪く聞こえるのは「なま」という言葉が持つ未処理状態に対しての嫌悪感だ。 処理をすること、人間の手を加えないことには私たちは気がすまない。
マウンテンゴリラは絶滅の危機に陥っているという。 森をつぶしてみたりと色々人間の手が入りすぎたのだ。
ゴリラと人間とのDNAはわずか2%程度しか違わない。 たった2%だ。 たった2%の差が他方を種の絶滅へと追いやっている。 その2%を埋めるために自分探し部は森に入る。
森へ。 旧OL、新ゴリラ。俗世を捨てて森へと。 そういう意味では寂聴さんも自分探しの結果なんだろう。 寂聴さんみたいに仏門に入る人もいれば、サッカーの中田選手みたいにまだ自分探し中の人もいる。 そして今回みたいにゴリラになる人もいるのだ。 人それぞれだ。 ゴリラそれぞれだ。 人ゴリラゴリラ。これは違うか。 もう衣服も要らないだろう。 これから新しい仲間とも出会っていくだろうけどうまくやっていけるのだろうか。
ポーウ。 ポーウ。 メスをいさめるためには「ゴ」と短く声を発し、 こどもをなぐさめるには「グルルルル」と低く声を発する。 音声コミュニケーションはフーティングと呼ばれる短い発音だけらしい。 まあ今覚えなくてもむこうで慣れるだろう。
さあ出かけようかという段階で家に鍵をかけたか気になった。 もう関係ないのでちょっと笑った。
そろそろ出かけることにする。 言語も要らないのでこの辺りで終わりにする。 というわけで自分探し部、今までどうもありがとうございました。 さようなら、でなくて行ってきます。 ( 2007/03/30 11:00:00 )
|