今日から始まりました水分部。毎日ひとつの食物の水分率をご紹介、うなったり驚いたり納得したりする部です。
第一回目にとりあげるのは、もちろんキュウリ。唐突に“もちろん”なんて言われても、とお思いかもしれませんが「物の水分に驚く」という行為を趣味にする人々の多くが「キュウリがきっかけでこの世界に入った」といいます。
その水分率、なんと95.4%。
ほぼ、水です。脅威の水分量です。“脅威”と“キュウリ”って音が似ているだけあります。脅威。キュウリ。うん(うなずく)。
子どもの頃に見たクイズ番組で、「スイカとキュウリ、水分の多いのはどっち?」という問題に対し回答者全員が「スイカ」と答えて間違えるところ、すでに失格でそのクイズに参加していなかった山城新伍さんが「キュウリだよ。キュウリは全部水なんだから」と言い放ったのは未だに忘れられません。
全部水ってったってキュウリじゃんかよ、と思ったら本当にほとんど水なんでした。キュウリ(脅威)です。山城さんなんで知ってたんだろう。
ちなみにスイカの水分率は89.6%。健闘はしていますがキュウリに比べればまだまだです。
明日は、牛乳の水分を見ていくことにしましょう。 先に結果の知りたい方は、以前の記事「検証・キュウリは牛乳より水分が多いhttps://backnumber.dailyportalz.jp/2006/08/21/a/」をご覧いただいて予習していただけると幸いです。
なお、ご紹介したすべての水分率は「食品成分データベース」で検索した結果です。 明日も、スイブーンブーンブーン!(「明日も見てくれるかな? いいともー!」風に) ( 2007/01/01 00:00:00 )
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