エヴァンゲリヲンというとあの独特の色使いのほっそりとしたメカを思い浮かべる人も多いだろう。
ということは、だ。
要素さえしっかりとツボをついていれば、なんでもエヴァンゲリヲンにすることができるんじゃないだろうか。試してみた、熊で。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。 > 個人サイト ヒゲボウズ ツイッター
美大卒のライターに協力してもらうことに
今回は参天製薬の「エヴァンゲリヲンキャンペーン」とのコラボである。
失敗は許されないのだ。
この重圧に耐えられる自信がなかったので、助っ人として美大卒のライター地主さんに協力してもらうことにした。地主さんが過去にどんな工作を作り、また別のコラボ企画で一度エヴァ作りに挑戦していることはこの際すべてなかったことにしたい。美大卒という輝かしい実績だけに着目しよう。
まずは格好から
せっかく一緒に作業するので、「私の考えるエヴァンゲリヲン」というテーマで服装を選んできてもらった。その結果がこれである。
パイナップルはなんなのか、短パン?など、いろいろわからない点はあるが、目を細めて見ればエヴァンゲリヲンではないだろうか。すくなくともエヴァンゲリヲンが好きなんだろうなこの人たちは、くらいには見える。
そうなのだ、紫と黄緑のこのカラーリングだけで普通のおっさんだってこのくらいエヴァンゲリヲンに見えるのだ。
趣旨説明
今日はいろいろなものをエヴァンゲリヲンにしていこうと思っている。
せっかく二人いるのだから一方の持ってきた材料を使ってもう一方がエヴァンゲリヲンを作る、というゲーム性も追加した。互いの持ちゴマはまだ明かしていない。
ではさっそく第一回戦である。地主さんからのお題を僕が受ける。
一回戦、お題は熊
いきなり難題が来た。
木彫りの熊である。これを使ってエヴァンゲリヲンを作れという指令だ。
地主さん、エヴァンゲリヲンって知っているか。
フォルム、色、機能、全てにおいて遠い。とはいえルールを決めたのも地主さんにお願いしたのも自分である。つべこべ言わずエヴァンゲリヲンにしたい。
僕が熊をエヴァンゲリヲンにしている間、地主さんには僕からのお題を渡した。
携帯電話である。
正直けっこうハードル高いかな、と思っていたのだが、そこはさすが美大卒。まようことなくマスキングをほどこし、緑のプラカラーで塗っていく。その自信はどこからくるのか。記事を書くのはどうせおれじゃないから、とか思っていないか。
大丈夫だろうか。料理知らない人が写真を見て作ったフランス料理みたいになっていないか。
とにかくこんな具合で今日は手に取ったものを次々エヴァンゲリヲンにしていきます。