ところでこの「郡上おどり」がなぜ青山で踊られているのかというと、郡上八幡城主、青山家の菩提寺が青山の梅窓院で、青山公の参勤交代の場所も青山だったことにちなんでいるそうです。青山の地名も青山家から取られているとか。田舎の城主が東京のおしゃれ地区の名付け親だったとは……。
そんな歴史に思いを馳せながら、踊りを観賞。老若男女、飲み食いもせずノンストップで踊り続けています。汗だくて浴衣が半透明になっている人や、トリップしたような目で激しく踊るオネエ系の人もいます。
皆脇目も振らずに完璧に没入していて、「ええじゃないかの乱舞」という、江戸時代の集団催眠的な事件を思い出しました。踊り終えたマダムが「ああ、楽しかった。私は今日はじめてなんだけど大丈夫よ。楽しいから踊ってみて」と薦めてきて、そんなに言うならと意を決して踊りの輪に入ってみました。 |