お祈りやおみくじだって台湾流
ではお参りについて説明を…と思ったけれど、本殿の撮影はNGだったんですよねえ。ということで気になったポイントだけを記しておきたいと思います。これだけでも結構変わってる。
・願い事を祈るのは日本と同じだけど、いくつお願いしてもいい。
・線香を香炉に指すのは日本だと「供養」だけど、台湾の場合は煙を通してお願い事を神様に届ける意味があるそう。
・供え物は一度神前に備えたら、帰りに持ち帰ってもいい。だから台湾では学生が弁当を一度供えて、帰りに持って帰って食べたりするのだとか。
・もちろん供え物は置いて帰ってもいい。ポピュラーなものに油があるそうで、これはかつて食用または照明用など広い用途があったことから。これは現在も一般的で、なぜかキャノーラ油がいっぱい供えられてた。
供え物は持って帰っていい、てのは新鮮でしたね。たしかにそれなら近所にお宮があったら毎日いろんなもの供えてみたくなる。
あとこれもぜんぜん違うなーと思ったのがお守り。色合い見ると普通に可愛いな、て感じなんですが…。
最近日本でもキティちゃんお守りとかキャラものもありますが、こういう方向での細分化っぷりは日本の神社にはない!カスタマイズというか、効果ありそうですな。
また台湾式のおみくじも体験してみました。これがお祈り同様に一手間かかってちょっと面白い。
陰陽の形をした木製のブロック(神杯)を投げて、その裏表でその数字が正しいか、もう一回引き直しかを確認するところが日本と違う。ひと手間、ふた手間が台湾はしっかりしてますね。
そんな台湾流の風習を楽しめる聖天宮。取材中にもおばちゃんの集団が10人くらいぞろぞろ来たりと、お客さんを集めてるようだけども。
−−お客さんは周辺の在日台湾人の方が中心ですか?
「それが坂戸市はそんなに台湾の方いないんですよ。もう少し内陸の熊谷とか行くと多いんですけどね。それか東京寄りか。やっぱり日本の方が多いですね。口コミみたいな感じで」
−−地元の方との交流なんかはあるんですか?
「毎週末に『早朝太極拳』てのをやってるんですよ。参加する手続きとかはないので初心者でも手軽に参加できます」
−−あー、ここだとムードは最高ですねえ!
「それ以外にも『よさこい』のお披露目などの地元のイベント、あと今度予定であるのが地元中学生のタイムカプセルを埋めたりするんですよ。道教とか関係なく地元のみなさんと交流できたらいいと思いますね!」
「あと最近はコスプレで来て撮影していく人もいますね。チャイナドレスとか」
−−え、そういう使い方もしていいんですか?
「ぜんぜんOKです。他のお客さんの迷惑にならないのと、宗教施設ですので破廉恥な格好さえしてこなければいいですよ(笑)」
聖天宮
埼玉県坂戸市塚越51-1
ベトナム、台湾ときて次は…もうひとつ埼玉県日高市にタイのお寺があったのですが、本部との確認が間に合わず掲載間に合わず!申し訳ない。これらふたつのような庭があるようなタイプの場所ではなかったのですが。
中華街とかメジャーなところでなくてもあるアジアな一帯。今回みたいな開けたところだと異文化を知るいいきっかけにいいですね!ググると関東以外にもあったりするので調べてみてはいかがでしょう。
違和感あるようだけど実はこんな感じ?
なんか日本の普通の光景の中にぽつんと海外風のお寺があるとどこか違和感を感じますけど、実際は現地でもこんな感じなんですよねえ。この時の記事の写真を見ても分かりますが、どこも中華街みたいと思ったら大間違い、ですな。