一応説明しておくと、傘ゴルフとは主に中高年の男性が駅のホームなどで傘をゴルフクラブに見立てて振っているアレの事です。

1日目：何も分からない状態でゴルフ練習場へ

実際に傘ゴルフをやるその前に、本物のゴルフ界をちょっと覗いておこうと思った。ネットでゴルフ練習場（打ちっぱなし）を探し、向かってみる。

さて練習場についたはいいけど、ゴルフ道具など勿論持って来ていないので、まずはクラブを借りる事に。

しかし、好きなの選んでと言われた先にあったたくさんのクラブたち･･･全く分からないので、カメラ係で来てくれた友人の彼氏（ゴルフ経験有り）に言われた通り、扱いやすいという7番とPと書かれたクラブを引き抜いた。

PはパターのPかと思ったけどそうでは無いらしかった。打ちっぱなしにパターは無いか。

コインを入れたらボールが出る

次にボールを借りよう。最初に受付で何枚かのコインを渡されていた。そのコインを練習場に置いてある機械に入れると、決まった数のボールが出てくる仕組みである。

知らない。 コイン入れたら下に直でボールが落ちてくるの知らなかった（でもちょっと考えれば分かったかもね）。白いボールが音を立てて床にあちこち広がっていく。思わずしゃがんだ横にかごがあったのですかさずそれを使った。

さっそく球拾いからのスタートである。

友人の彼氏に教えて貰いながら、自分の打席にある機械にボールをセッティング。出てきたボールはそのまま打ってもいいし、自分の好きな所に置いてもいいそうです。

経験者にはどうでもないちょっとした事にイチイチ「なるほどー」と感動してしまう。今まで知ろうともしなかった世界がジワジワ開けていくのが楽しい。

見よう見真似でクラブを振ってみたら、球が残った。こうして写真を見ると、フォームがイマイチなのは素人でも分かる。

最初は空振りや、スッキリしない音を立て低空で飛んでいくへなちょこボールばかりであった。

持ち方を教えてもらい、球をよく見るようにしたら、だんだん当てる事ができてきた。上手く当たるとカシュン！と良い音が鳴ってとても気持ちいい。

さてそろそろ普通のゴルフに満足してきたので、クラブを傘に換えてみたいと思います。