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動物をゾロゾロ引き連れるというファンタジー |
『ハーメルンの笛吹き男』という民話がある。
「時は中世、舞台はドイツの街「ハーメルン」。街に大量発生したネズミの被害に頭を痛めていた町民は、突如現れた「おれはネズミ捕りの名人だ!」という男に駆除を依頼。男は笛の音でネズミを操り、大群を街の外まで誘導してネズミを追い出したそうな」
と、そんな物語である(実話らしい)。
動物の大群をゾロゾロ引き連れて歩く。なんて夢のある光景だろうか。最終的にネズミは川におびき出され一匹残らず溺死させられるわけだが、溺死部分を除けばかなりファンタジーだ。
僕も笛吹き男のように動物の大群を引き連れて歩きたい。
(榎並 紀行) |