iPhoneの騒音計「dBMeterPro」を使って調べます

なんでそんなことを思ったかというと、実はiPhoneのアプリに「dBMeterPro」という騒音計を発見したのだ。 本物の騒音計は安いものでも6000円程度はするけれど、このアプリは350円で、手軽にiPhoneで騒音を計測できるようになる。

これを使えば、漠然と感じていた電車のうるささの差が数値化されて、「うるさい電車としずかな電車」の輪郭が幾らかは浮き出てくるのではないだろうか？

うるさい電車としずかな電車をきいてみた

今回、うるさい電車としずかな電車を調べるにあたって、ぼくひとりだけではなく、みんなが感じる「うるさい電車としずかな電車」とはどんなものなのかアンケートをとってみることにした。

で、たくさんの投稿を頂いたのだけど、残念ながら実際に調査できなかったもののうち、面白いものを、ざっと見てみたいと思う。

まずは、電車自体のモーター音のうるささについて。

103系。たしか東京でも中央線等で走ってたやつだ。言われてみればモーター音がでかかったような気がする。 あと、これは103系なのかどうか定かではないのだけど、中央線は座席下のヒーターが親の仇ぐらい熱くて、ふくらはぎをやけどしそうなことがよくあったのも印象に残っている。後段のエピソードはうるささとは関係ないんですが。

それから、カーブしているレールと車輪によるきしみの音について送ってくださった方もあった。

箱根登山鉄道。ぼくも乗ったことあります。レールのきしむ音はたしかにうるさかった。ただ、一生懸命頑張ってるときの健気なかけ声みたいで、そんなに不快には思わなかった。山の急斜面をクネクネと這うように登っていくさまはホントにういヤツだと思う。

津田沼に友達が住んでいたので、新京成線は昔よく乗ったんですが、これほんとビックリするぐらいの急カーブです。もともと軍事訓練用の線路を転用して作った鉄道路線なので、カーブが多いということらしいのだけど、それにしても京成津田沼−新津田沼間は地図で見ても見事なＳ字カーブになっている。確かにここはレールと車輪の音がものすごかった。

あとは車内のうるささについてはこういうメールもあった。

車内のうるささに関して言えば通勤電車は基本的に一人で乗ってるひとが多いので会話も少なめなんだけど、行楽地へ向かう休日の電車や空港に向かう電車はグループで乗る乗客も多いので、車内の会話は多くなりがちなのかもしれない。

東急8500系と大江戸線がうるさいらしい

頂いたメールの中で「うるさい電車」として一番多く名前が挙がったのが「都営地下鉄大江戸線」だ。

どうだろう、この巷に溢れる大江戸線のうるささに対する怨嗟の声。 大江戸線はぼくも常々うるさいと感じていて、いつかは騒音計でどれだけうるさいのか測って、そのうるささを白日の下に晒してやるぞと思っていた路線だ。