「絡まれた思いで」
5、6年前、僕が会社員だった頃の話です。
忙しくて会社に泊まり込んでいた僕は、毎晩、会社の近くの銭湯に通っていました。
その日も、銭湯が閉まってしまうギリギリの時間だったので、お風呂セットを抱えて早足で向かっていました。
「もうすぐで銭湯に着くぞ。暖かい湯に肩までつかるぞ。」とワクワクし始めていたその時、事件は起こりました…
1人の酔っぱらいが真っすぐ僕の所に歩いてきて、「何ニヤニヤしてるんだ!」と言いながら僕の髪の毛をつかみ、振り回しはじめたのです!
東京に憧れ群馬から1人上京した僕が、数年後、ザ・お洒落な街「青山」の大通りでまさかこんな目に会うなんて…誰が予想できたでしょう?
僕はただただ、お風呂セットを落としてはいけないと必死に抱えこんでいました。
そして勇気を出してこう言ったのです。
「ただ通りがかっただけじゃないですか」
するとその酔っぱらいは、「そ、そうか」と言って去って行きました。
最近やっと、この事件のことを笑って話せるようになりました。
ということで、Flash作ってみたので、遊んでみてください!
■遊び方
・これはゲームではありません。酔っぱらいに絡まれる僕を見て、スッキリするFlashです。
・スタートすると酔っぱらいに絡まれます。
・好きな言葉を入力して、酔っぱらいとの会話を楽しみましょう。
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