これらのお子さまランチ、どれも子供は大喜びだったからそれでOK、正解だとは思うが、しかし大人目線で見ると幾つか疑問点も湧いてくる。
まず、揚げ物が多い。
たしかに子供は揚げ物は好きだが、他にも好きなものはたくさんある。たとえばノリ。それからイクラ。ノリなどはあればあるだけ何枚でも欲しがるし、イクラは奪い合いのケンカにまで発展するほど好きだ。
そこで私はこう考えた。
“子供が好きそうなイメージのもの” ではなく、
“子供が本当に好きなもの” で構成したい。 |
|
それからサラダ。
お子さまランチに付いてくるサラダはかなりテキトーだと思う。何の工夫もなく、大人と同じような生野菜のサラダが付いてくることが多い。
が、子供はえてして野菜がキライで残しがちだ。
いやキライだからこそ、そこには力を入れずテキトーに飾りとして沿える程度なのかもしれないが、一方、ちょっと工夫をしてやれば喜んで食べたりもする。
お子さまランチがウケる理由も分析している。
国旗、おもちゃ、デザートが最初から出てる、ジュース…。
お子さまランチは普通の食事にはないイレギュラーさに溢れている。
…といったことをお子さまランチを見るたびに考えていたら、
やがて実際に試してみたくなってきた。 |