吉野家をはじめ、牛丼を週に2、3回は食べている。安価で安定感のある味を提供してくれるチェーン店の牛丼だが、ごくまれに「いつもと違うな?」と思うことがある。
同じチェーン、同じ店舗であっても、行くタイミングによって味が微妙に違う気がするのだ。
(榎並 紀行)
牛丼にはゴールデンタイムがあるらしい
チェーン店には調理用のマニュアルがあるはず。時間帯で作る人が違うからって味が変わるのは合点がいかない。しかし現実に、大きく味が違うことがあるのだ。
これが本当だとしたら、混雑する時間帯=うまい牛丼が食べられる「ゴールデンタイム」ということになる。
なお、味を忘れないために今回は全てのリサーチを24時間以内に行うこととした。コレステロールが心配だ。
まずは「ゴールデンタイム」と仮定した19時の調査
午後7時の吉野家。夕飯時だけあって客の入りは7割くらい。店内で食べているのは全員男性客である。
ランチタイムと並ぶ混雑時間帯をさばくため、さぞかし大量の肉を煮込んでいるに違いない。ベストの牛丼へ期待感が高まる。