以前、ハトがエサに群がって揉みくちゃになってる中にカメラを置いたら、迫力ある面白い映像が撮れた。
それに味をしめて、今度はリスザルとカピバラで同じことをやってみようと思う。
こういう動画が撮れました。
(T・斎藤)
生きるとは、早く食べることか
やって来たのは長崎は長崎バイオパーク。
ここは園内のほとんどの動物たちにエサをあげることができるという、とても素晴らしい動物園である。
やりかたは実にシンプル。 上の写真のように動画が撮れるカメラを置き、レンズの前にエサを置く。
動物たちは躊躇なく接近してくるので、広い範囲が写せるよう、なるべく広角なレンズを使用。(機材:EOS7D + EF-S10-22mm)
前回はこのやり方でハトを撮った。 見てないかたはまずはそちらから見て頂きたい。 (⇒ こちら)
まったく同じことをリスザル相手にやってみる。
さて、どんな動画が撮れただろうか?
速い。 我々の日常生活では見ない類の速さだ。
スローでも見てみよう。
ここではエサがカプセルに入ってガチャガチャで買えるようになっている。ただしカプセル1コに入ってる量は少なく、食欲旺盛なサルたちの前には一瞬でなくなってしまう。
そこで一度に3つ買って続けてあげてみた。
速過ぎてよくわからないので、 静止画の切り出し、およびスローで見てみよう。
以下、上の動画からの切り出し。
冒頭、謎の動きでリスザルの足の裏がよく見えた。
エサはレーズンと虫と2種類ある。 私が虫も手に持ってることを察知したリスザルはそちらにターゲットを絞り、レーズンをスルーして待ち構えている。そのすきにキツネザルがゆっくりレーズンを食べる。
一連の動きをスローでどうぞ。
赤ちゃんリスザル
今頃はちょうど赤ちゃんが見られる時期で おなかに小さいのがしがみついている様子が見られた。
癒されたいなら
続いてカピバラでも同じようにやってみよう。
この日は既に充分エサをもらっていたのか カピバラはがっつくことなく、 「まぁ、あるなら食べる」 程度の食べっぷり。
中にはエサをちらつかせても 微動だにしないやつもいる。
「この日は」と言うか、いつもだいたいこんな感じだけど。
動物は食べながらウンコだってできる (本当は人間もできる)
以上、リスザル(およびキツネザル)とカピバラの食事シーンでした。
ちなみに、EOS7Dは秒間60フレームの動画撮影ができる。が、今回私が撮っていたのは秒間30フレームの動画。60フレームだったらもっと細かくリスザルの動きに追従できたのではないか?と思うと、もう一度撮りに行きたくて仕方がない。