ある日、「船の上に橋が乗っかってる」というシチュエーションに出くわした。
間違えやすいのでもう一度言うと、橋の上に船が乗ってたのではなく、橋が船の上に乗っていたのだ。
さらにそれをクレーンで持ち上げ、橋脚に乗せるのだという。 本気かよ?
必要以上に大量の写真でレポートします。
(T・斎藤)
未知との遭遇
ある日の夕方、 「トルコライスでも食べようかな〜、ふふんふふん〜♪」 などと言いながら車を走らせていたら、 海辺にトンでもないものが置いてあるのが見えた。
橋が船に乗って、海に浮かんでいた。
場所は長崎は新漁港近く。
長崎に住むようになってから、たまにこういう突拍子も無いものに出くわしているが(例)、これほどのスケールのものはそうそう無い。
この橋、一体なんなのか?
複数からの情報により後日わかったことは これは伊王島という島に架ける橋とのこと。
伊王島とは長崎にある小さな島で、以前 「島にはいくらで住めるのか?」 という記事で紹介したことがある。
これまで長崎港から船で20分ほどだった島が、 これにより陸続きになる。
くだんの橋桁は三重県で作られたものらしい。 それを船で5日間かけて長崎まで運び、いったん漁港近くで係留させていた所を私が目撃したのだった。
が、こんなん見たら、この後どんな風に架けるのか見たくなるのが普通だろう。
というわけで、長崎県のホームページを見て工事日をチェックし、見に出かけた。