バッタ、むずかしい
カマキリは素手でも捕りやすい。卵をはらんでいる時期はとってもクリーミーでおいしいとの情報もある。
カマキリやテントウムシはもとより、セミは木にとまって騒がしく鳴いているので見つけやすい。
一方バッタは一見どこにいるかわからず、そばを通ったときにパッと跳び上がる。しかも捕まえようとすると予想外の方向に羽を広げて飛んでいく。
「かわされた!」
その鮮やかな身のこなしが捕食者の闘争心に火をつける。
試行錯誤して駆けずり回ること20分。二,三人ではさみうちにして挑むのがよいという事がわかってきた。 |