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ひらめきの月曜日
 
男しか住んでない街の男くささはいかほどか


 

東京のとある街に「男しか住んでいない」一画があるらしい。そこに住民登録されている人間はなんと全員が男なのだ。いまの日本の男女比率からいえば女性の方が多いはずなのに、この極端な人口の偏りはどういうわけか。

そんな逆アマゾネスみたいな街が現代の日本に存在しているとは驚きである。いったいどんな街なのか。じっさいに行って確かめてみることにした。

榎並 紀行



男だらけの街=荒くれたイメージ

その場所とは、板橋区高島平6丁目。最新の国勢調査によるとその街に住民登録されている91人は全員が男。女性はゼロ。ようするに男しか住んでない街なのだ。
なんだそれ。山賊の集落か。いや山賊にだって女房とかいるだろう。

どちらにせよ

男だらけ=荒くれ者の集団→行くとヒドイ目に遭う。

という構図がなんとなく頭に浮かぶ。

まずは女性がひとりだけいる街へ

そんな男塾になんの心構えもなくいきなり飛び込むのはリスキーなので、まずはそれに近い状況の街を訪ねて様子をみることにする。



大きな地図で見る

「江戸川区臨海町4丁目」。ここに住民登録をしているのは68人で67人が男。女性はひとり。つまり住人のほとんどが男なのである。卑弥呼みたいな女王が男を従える街だろうか。

ファミリーで賑わう現場近く

さて、男だらけの街「臨海町4丁目」は京葉線「葛西臨海公園駅」の北側にあたるエリア。駅を挟んで南側にはファミリーで賑わう葛西臨海公園が広がっている。

この近くにそんな逆アマゾネスがあるなんて信じがたい

休日の公園にはたくさんの家族連れやカップルが遊びに来ている。線路を隔てたすぐ隣に男だらけの街があるとは思えないほど、老若男女入り乱れたバランスのいい公園の風景。

しかし高い壁に隠された向こう側は男の世界が広がっている

いよいよ男だらけの街の入口へ突入

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