どの料理もあえてめんつゆだけでシンプルに仕上げたが、もちろんさらに醤油や砂糖などで味を調整すれば、より好みの味が追求できるはず。しかし、これらほとんどの料理はめんつゆだけで過不足ない味に仕上がっているように思う。
もし仮に「これから一週間、調味料はめんつゆしか使ってはいけません」といわれても(誰に?)、あっさりクリアしそうな守備範囲の広さがめんつゆにはある。めんつゆだけで作るお弁当というのも余裕でできそうだ。
わかったこと
めんつゆ料理をだだっと作ってみて、いくつかわかったことがあった。
- だいたいの料理で醤油の代わりになる。
- 味が繊細な素材には醤油よりも合う場合がある。
- 料理に使うにはちょっと甘いかなと思ったが、その甘さがうまかったりする。
- めんつゆ原液の味を覚えれば、使い方はいくらでも思いつく。
- ダシをとらなくていいから楽。
- いったん使いだすと、もう何にでも使うようになる。
- 簡単な料理はヘルシーなものが多いので太らなかった。
- めんつゆみたいな釣竿があれば、狙う魚に合わせていろいろな竿をかわなくてもいいのに。
今回試したどの料理もおいしかったけれど、おすすめを三つあげるとすれば、意外性の面から考えて、たぬ奴、麻婆豆腐、豚バラ煮だろうか。
今後、私が「めんつゆみたい」っていった場合、それは最上級の褒め言葉として受け取ってください。
例:今日の君の働き、めんつゆみたいだったよ! |