叔母の箱寿司まめ知識
・具はもう少し多くてもいい
・もっと細いラインを何本も配置する
・もうすこし斜めの角度を急にする
叔母によると、上記を気をつけると見栄えも美しく小分けにして銘々皿に取り分けたときに華やかになるということだった。なるほどなるほど。
それから、ご飯が足りないと薄くなる上に箱の構造上押しの力がしっかりかからず、十分に押せないそうだ。
昔は保存食として1週間から10日間くらい食べ続けることもあったそうで、そのために空気をしっかり抜く必要があったという。
おばあちゃんから出てこなかった(多分知ってたけどまあいいかと思って言わなかった)豆知識がぞろぞろと出てきた。
ちなみに叔母は箱寿司の機材として寿司を詰める箱は持っているものの、箱を設置する例の枠は持っていないという。
「だから、うちでは重しを乗せて押すのよね。重しは6kgぐらいかな」
あ、なんか今この箱寿司作りにおいて初めて具体的な数字が出てきた気がしますよ! 6kgかあ。あの箱だけでも売っているならうちにもぜひ欲しい。
当然おいしいです
祖母の味付けは間違いなくとても美味しかった。とりあえずと2箱分をあけたが、大人5人+子ども1人では足りず、結局3箱分全部食べた。
保存食にする必要がなかったので、平べったい押しの足りないお寿司でも問題なかったというわけだ。おばあちゃんの目分量に間違いはなかった。
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