ここは龍馬史的にもかなり重要な記念すべき場所だが、長らく個人の所有宅となっており、有志(亀山社中ば活かす会)によってボランティアで土日に限り一般公開していた。
ところが所有者だったかたが亡くなった後は、それも取りやめになった(2006年3月)。中の展示物は近くにある資料館(これも有志による私設のもの)に移設された。
という、ややもすると無くなってしまいそうな状態だったが、それが「龍馬伝」から話は一変。
長崎市が買い取り「亀山社中記念館」となって大幅リニューアル(2009年8月)。現在は龍馬伝効果もあり、連日大勢の人が訪れている。
というわけで、長崎の有志のかたがたの地道な活動と「龍馬伝」がなかったら、今ごろ消えて無くなってしまっていたかもしれなかったのだ。 |