沖縄本島のすぐそばにある離島の伊江島に、黒糖と湧水を使って作られたコーラがあるのを知っているだろうか。 今日は僕が沖縄で飲んできた黒糖コーラおよびそのシリーズ「伊江ソーダ」のことについて書いてみたい。
(加藤まさゆき)
伊江島は沖縄本島の西にある離島
伊江島へは、沖縄本島からフェリーで渡ることができる。島内には小学校と中学校はあるが、高校は無い。見渡す限りに畑の広がるのどかな島だ。
伊江ソーダは、物産センターで入手
そんなのどかな伊江島には、お土産が買える売店は1箇所しかない。港にある物産センターだ。今日はこの売店で、伊江島名物の湧水を使って作られた「伊江ソーダ」を全種類買って試飲してみることにした。
伊江ソーダは全部で4種類。全て湧水を使って作られているのが特徴である。価格は一本210円だ。 黒い「BLACK CANE」。 白い「WHITE SODA」。 黄緑の「GREEN MARSU」。 赤い「PINK DRAGON」。
飲んだことがある味、黒糖コーラ
コカ・コーラの味とも違う。 かといって、黒糖の味が前面に出ている気もしない。 黒蜜のような甘味や香りを想像していたが、全然違う。そして、この味、どこかで飲んだことがある。あれだ、あの変な味がするコーラ、そうだ「ガラナコーク」だ。独特の薬草のような香りがする。ガラナコークが一番近い。
BLACK CANE(黒糖コーラ)
・ガラナコークに一番近い。 ・あまり爽やかな味では無い ・「自分でもう一度買いはしないかなー」(同行者談)
素朴な味わい、WHITE SODA
二番目のホワイトソーダは、原材料が驚くほど単純だ。「砂糖、湧水、香料、酸味料」である。 ルックス的にはカルピスのような味がしそうなのだが、実際はどうだったかというと、全くカルピスのような味はしなかった。原材料から予想されるとおりの、非常に素朴な味がした。甘味と優しい酸味。夜店で買ったラムネを、ほどよく炭酸が抜けた頃に飲んだ感じである。
WHITE SODA
・甘味と酸味だけで構成されているのが、はっきりと分かる味。 ・「チューペットの中身の味ってこんな感じだった気がする」(同行者談)
すいません、どちらもなんだか微妙な感想ですが、続いて残り2本と、伊江島のコネタをお届けします。