闇鍋、やったことありますか? ほとんどの人にとって、闇鍋は「聞いたことあるけどやったことないもの」のひとつであると思う。かねてから懸案であったこの「闇鍋やったことない問題」の解決に向け、我々デイリーポータルZは動いた。
去る1/31、お台場のトークライブハウス・東京カルチャーカルチャー(以下、カルカル)にて、「デイリーポータルZのケータイ闇鍋」を行ったのである。そしてこの記事は、多くの人にとっての初闇鍋となったであろうそのイベントの記録だ。
(text by 石川 大樹)
100人で食べたいな(闇鍋を)
闇鍋といっても、カルカルのイベントでやる以上、みんなで具を持ち寄って…というわけにはいかない。なぜならカルカルは飲食店だからだ。100人のお客さんが食べる鍋にキン消しやガムテープが入っていては、保健所に目をつけられるからだ。
そういうわけで、今回はハイテク技術を駆使した、ゲーム感覚の闇鍋を用意させていただいた。ルールはこうだ。(以下、林さんの説明スライドより)
「動き」の例)「フラフープの動きを30回」
成功したらいろんな具をゲットできるというルールです。(どの具が出るかはゲットするまでわかりません) カニはもちろん編集部・工藤さんが北海道までバスで行って買ってきたもの。
チームは3チーム
ゲームはチーム対抗、3チームに分かれて行われた。それぞれのチームには、選手となるライター、中継役で同行するライター、そして会場でその様子を見守るお客さんたちがいる。選手がヘマをして不味い鍋ができると、会場のお客さんが鍋を食べなければならない。
鍋という時は「禍(わざわい)という字に似ている。
べつやく・地主チーム。開始前から「具が取れなかったらどうなるのか」「その場合コンビニで購入してもよいのか」など弱気な発言の数々で会場を沈黙させる。
ゲームの明暗を分けるのは選手ライターの身体能力。ここで林さんによるオッズ表が発表される。
闇鍋、スタート
いよいよゲームスタート。ライターたちが夜のお台場に散っていく。具を発見次第、テレビ電話で中継が入る段取りだ。