最後は初心に帰って、コッペパンの揚げパンで締めたいと思う。ただ、普通のコッペパンだとつまらないので、間につぶあんとマーガリンが挟まったものをチョイスしてみた。ジャムとかピーナッツが挟まっているものもあるけれど、昔からこれが一番好きだ。
コッペパンの揚げパンは間違いのないうまさだが、これには不安要素が二点あった。そのままだと天麩羅鍋に入らないため、半分に切る必要がある点、そして挟まっているマーガリンが溶けださないかという点だ。
このように不安はあるが、そこは野球でいったら先発ダルビッシュくらいに信頼を寄せているコッペパンだ。多少の問題があってもうまくまとめてくれるだろうと思って揚げたら、不安要素がそのまま表れる結果に。
二つにした切り口からは油がしみこみまくり、逆に挟まっていたマーガリンは熱で溶けて全部出て行ってしまった。マーガリンが出て、揚げ油が入ったので、計算上はイーブン、いってこい、というやつか。
恐る恐る食べてみると、揚げ油を吸いまくったパンは確かに油っこいのだが、それにあんこが加わると、中華料理の揚げ団子みたいで、味はそんなに悪くなかった。 |