手軽さに磨きがかかる工作

前編と変わらず後編も手軽に作れる工作はだらけだ。
たとえば、グーグルストリートビューみたいな写真が撮りたくて作ったストリートビューひも。本当のストリートビューは100万円以上もする特殊なカメラを車に搭載して撮影しているのだけれど、デイリーポータルZではたった1000円で撮影できてしまう。

ストリートビューとは違うベクトルの手軽さの工作もある。
すでに完成品であるものを本来の使い方とは違う使い方をした工作だ。家にあるもので作れるし、特殊な道具もいらない。

「おぉ〜」と思う工作もキチンとあります

デイリーポータルZの工作の魅力は、上記のような工作もあれば、思わず「おぉ〜」と感心してしまう工作もあることだ。後編は前編と比べるとライターも増え、技術も向上しているのでそういう工作も増えている。

工作集を見ていると「カメイドスコープ」のように肩の力を抜いてくれる工作の中に、こういった「おぉ〜」という工作も出て来るのでギャップがあり、記事で読んだ時よりもさらに「おおぉ〜」となると思う。工作をまとめて見ることができる工作集ならでは楽しみだと思う。

工作集では唐突過ぎて意味が分からない工作

工作集は「工作名」「完成写真」「材料」「作り方」しか書かれていないので、たまに「なんだそれは!?」という工作が唐突に現れる。いきなり「水餃子カバー」と言われても困ってしまう。
記事を読むとライターがなぜその工作を作ったかなどの理由が書かれていたりするが、工作集には書かれていないので、唐突過ぎて逆に記事とは違う面白さがある。