私が初めてその存在を知ったのは学生時代。北海道に旅行に行った時だった。札幌から富良野へと向かう途中で立ち寄ったサービスエリアに、「ハイウェイオアシス」と書いてあった。
「ちょっと立派なサービスエリア?」くらいに思っていたら、建物の裏手に公園のようなものが広がっている。少し歩いてみたが、けっこう広そうだったので案内板を見て驚いた。なんと東京ドーム何十個分、ピラミッドまであると書いてあるではないか。
「さすが北海道、サービスエリアも桁違いだ。」
と強烈な印象を受けたのを覚えている。
ハイウェイ・オアシス=でかい
ハイウェイオアシスの特徴は、どこも
「サービスエリアの粋を越えてでかい」
ということだ。
が、サービスエリアってそもそもどこかに移動する途中で休憩に寄るところなので、普通そんなに長居しない。つまり、せっかくでかくてもそれを充分に満喫できない。
なので今回はオアシスのためだけに砂漠に向かうことにした。
雨のオアシス…
ということで、長崎在住の私が向かったのは九州で唯一のハイウェイ・オアシスである金立サービスエリア。
が、なんと、私が行こうとしたその日は、朝起きたら雨がザーザー降っていた。雨期かと思った。 |