大会のルール
ドイツ剣術というのが、なんとなく理解できたような気になったところで、大会のルール説明。
ドイツ剣術はその歴史自体は古いが、競技としての歴史はまだ浅いので、剣道のように明確なルールはなく、参加者のスキルに合わせてルールを都度変えるものらしい。今回の大会は誰でも参加できるオープンなものなので、一番シンプルなルールが採用されている。
剣で頭や体を切ったら2ポイント、手や足は1ポイント。先に3ポイントとった方が勝ち。キックやパンチ、および過激すぎる攻撃は反則。どこを攻撃してもいいのと、切られた側が自己申告するというのが剣道と違う点。
本日のトーナメントは使用する武器によって、ロングソード、バックラー&ブロードソード(後ほど説明します)、レピア、そしてなんでもありのフリークラスに分かれている。
試合で使用する剣はもちろん本物ではなく、専用のソフトソードを使う。重さはあるが柔らかいので、これで力いっぱい攻撃すると、大怪我をさせる前に剣が壊れるらしい。 |