森の中からひょっこり顔を出してる姿が、
かっこいい!!
…あまり自信がないことを言う時は逆に強く言い切った方がいい、とウェブマスターの林さんが前に言っていたのを思い出し、ビックリマーク付きで宣言してみたが、「森の中からひょっこり」と言われても、正直あまりピンと来ないかたが多いかと思う。
しかし今回ピックアップした写真を見て頂ければ、徐々に私の主張が理解してもらえるものと確信している。そしてこの記事を読み終える頃には、あなたはすっかり何が何やらわからなくなっていることだろう。
(T・斎藤)
まさに森からひょっこりと、たぶんセメント工場と思われる建造物が顔を出している。かっこいい。
どうしてかっこいいか? それはきっと、幼い頃テレビで見た国際救助隊とかウルトラ警備隊などの秘密基地のシーンが、頭のどこかで想起されるからではないだろうか。
山がゴゴゴと動いて姿を現し、用事が済んだらまた隠れる。心ときめいたあのシーン。
次に見るのはこれ。 怪しいとしか言いようがない、この森ひょっこり建造物の正体は展望台である。
展望台はその目的から言って、森の中に埋まっていたのでは機能しない。そのためひょっこりしてる率が高い。素敵な光景だ。
この唐突感あふれるカラフルなオブジェはなんだろう? と思ったら、洗車場だった。
こんな山の中にポツリとあって一体どうやって入るのか? ヘリコプターでも洗うのか? という感じだが、木で隠れた部分にちゃんと大きな道路があった。
こちらは森の中に見えるホテル。 これまでの例と違って、周囲にゴチャゴチャと見えるため孤高感こそないものの、半分森で隠れているところがやっぱりかっこいい。雲の関係でホテルにだけ日が当たっているところも、ひょっこり感が強調されていい感じだ。
どうだろう? ぼちぼち、森ひょっこりがかっこいいことが飲み込めて来た頃ではないだろうか。
アンテナと言えば森ひょっこりの典型。 かっこいいだろう。
伸びたり縮んだりしそうにも見える。
これは「ひょっこり」というより「ズバッ」という感じだが、しばらく眺めるうちにこれもまたひょっこりの一種なのかもしれないという気がしてくる。
こういうのもまた趣があっていい。
これはたぶん貯水槽と思われるが、これまた森ひょっこり感が高く、大変かっこいい。破壊したくなる。いや、壊しちゃダメだ。
そういえば昔、「ゼビウス」というゲームがあった。建造物が点在する森や砂漠の上を飛行するゲームで、こういうのをプレイすることで知らず知らずのうちに「森ひょっこりはかっいい」という概念を育んでいたのかもしれない。。
森ではないがこういうのもいい。 木の上に給水タンクが立っているようだ。
さて、もうお分かりだろう。 森からひょっこり顔を出してる姿はかっこいいのだ。(事実)
「かっこいい」と言ってるだけでは意味がない
というわけで、 森からひょっこり顔を出してる = かっこいい ということがわかったわけだが、ということはつまり、私だって森からひょっこり顔を出していたらかっこいいということではないだろうか?
次ページでは応用編として、 上記の仮説を検証していきたいと思う。