説明担当の方に話を聞いてみると、やはり「1ページ分の厚み」を検出する機能が難しかったそう。本によって紙の厚みは違うし、質もペラペラからザラザラまで。さらに本の版形もいろいろあるけれど文庫本サイズまで対応可能だとか。ちなみにお値段は50万円強。
先日読んだ本に米軍が主催したコンピュータを搭載した無人カーレースの記事が載っていた。それによると、車の行き先に障害物があるのを見つけるのは人間よりコンピュータの方が早い。しかし、それが堅いか柔らかいのか避けるべきか跳ねとばすべきか?といった「質」についての判断はコンピュータはまだまだだそう。
たしかに人間は何の気無しに本の紙質や厚さに合わせてページをめくってるわけだけど、2008年の時点でロボットはやっとその時点。もちろん便利なのは言うまでもないけど、二足歩行でお手伝いしてくれるロボットは遠そうだなあ。
しかしロボット=二足歩行というのは僕の了見というかロボット観が狭すぎるだけ。もっとスゴイ感じで歩くアイツがいたんです! |