古典的な漫画表現で天使と悪魔がある。
悩んでいるときに頭上に天使と悪魔が出てきて、相反するアドバイスをするのだ。
「だめダヨ!ちゃんと交番に届けようヨ!」 「誰も見てないって、ネコババしちまおうぜ」
と言うのだ(これは財布を拾った場合)。天使と悪魔のたとえの通り、人間は正反対な感情を同時に持つ生き物である。その葛藤を見える化してみようじゃないか。
「いいよ、そんなことしなくて」 「いや、やろうよ」 (↑いまの葛藤)
(林 雄司)
作るときに必要なのは躊躇しない心
葛藤の見える化は自分撮りから始まる。いいアドバイスをしているときの自分と悪いアドバイスをしているときの自分をそれぞれ写真に撮る。
左に見えるのはレフ板である。均等に光が当たるようにレフ板を使ったのだ。色気づいていて申し訳ない。恥ずかしい。でもあると便利なので照れずに買った方がよいと思うぞ。
ちなみに小物撮影用の小さいレフ板なので顔全体に光が当たりにくい。か、僕の顔が大きいのかもしれない。
この写真をパソコンで切り抜く。
写真のなかの自分を切り抜いていて思った。前にもこういうことがあった気がする、と。
デジャヴだろうか。いや、実際になんどもあった。自分のでかい顔(この記事です)や小さい顔(この記事)を作っていたのだ。
顔ばっかりの記事なのは悪いので別の写真を
さて、ここまで全ての写真に自分が写っている。デイリーが顔出しサイトとはいえこれはやりすぎかもしれない。
息抜きのためにスナップ以上コネタ以下の写真をいれるのでよければご覧下さい。
サンタズボンがずり下がったカーネルサンダース。下にズボンをはいているとはいえ、まずい雰囲気
楽しんでいただけたでしょうか。では次の工程です。
天使と悪魔だと悪魔のほうが表情がしっくりきている。あくどいことを言いそうな顔をしている。天使のほうはどういう顔をしていいか分からずに眠たそうな顔になってしまった。
うちの畳はもうすぐ替え時かも、というのは天使と悪魔関係なく思ったことである。
これで次の展開も予想できるというものだが、つきあいのいい皆様ならば続きを読んでもらえるものと確信している。